■E231系車体構成の基本となった209系500番台概要
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209系500番台

写真:2006-06-27 新宿
■主な運用線区
 中央総武緩行線(三鷹〜千葉)

■車輌所属区
 三鷹電車区

■配置数 150両
 10両編成×15本

■製造メーカー
 新津
■概要と特徴
中央総武緩行線で用いられていた103系に故障が多発し早急に置き換える必要があったため平成10(1998)年11月に登場した。
JR東日本初の裾絞りの付いた幅広の通勤電車である。性能や機器は京浜東北線等に投入された209系に準ずる。 車体寸法等が異なるため500番台に区分分けされた。また後に計画されてるE231系製造までの橋渡し的な役割にすぎず製造数は少数である。
この209系500番台と同時期に209系950番台も投入、 外観等はこれと酷似するもののシステム的に大幅な変更がされている。 これは後のE231系へと受け継がれている。そして950番台は E231系900番台に形式変更されている。
この500番台は209系一族でありシステム的には同じ、VVVFはGTOを用いる。 しかし先に述べた車体幅の大型化と側窓の開閉できる箇所を増やしたことが大きく異なる。0番台の窓は車端部のみ非常用として開閉可能であったのに対し、 500番台では1-2ドア間と3-4ドア間、先頭車は3-4ドア間の大型窓に縦ピラーを1本入れ約2/3を開閉可能としている。
最初の編成から翌年3月までに投入された編成と1年後の平成11(1999)年12月から翌年2月まで投入された2つのグループに大別できる。 前者はパンタグラフが菱形のPS28B、後者はシングルアーム式のPS33Aである。
なお最終の2編成は京浜東北線のデジタルATC装置取付工事のため予備車が減る浦和電車区へ転属した。
中央総武緩行線にはこの500番台とE231系が運用されている。列車車番号末尾「B」がE231系であるのに対し6扉車が連結されていない関係で末尾「C」とし区別している。
■編成
←千葉・西船橋                                      中野・三鷹・立川→
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209系500番台
写真:2006-06-08 鶯谷
■主な運用線区
 京浜東北線・根岸線

■車輌所属区
 浦和電車区

■配置数 20両
 10両編成×2本

■製造メーカー
 新津
■編成
←大宮                                                  大船→
■概要と特徴
京浜東北線のデジタルATC化に伴い車輌改造のために不足となる予備車を補うため三鷹電車区より20両が平成12(2000)年11月に転属。
車輌的には上記に述べた中央総武緩行線用と同一である。 転属の際に青24号のラインカラー変更とデジタルATC化工事を施工。
転属した2編成は500番台最終増備車であり全て編成がシングルアーム式パンタグラフ(PS33A)を装備している。 また一時期3編成が京浜東北線で運転された時期があるが詳細について割愛する。
209系900番台と同様6扉車が組み込まれていないのが他の編成と共通運用である。
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